正直な感想

たたかれることを覚悟で書きます。
私のゼノサーガⅠ～Ⅲ通しての感想はイマイチでした。
Ⅰ，Ⅱは一つの作品として完結せず、Ⅲに大きな期待を寄せていました。しかし、Ⅲで解き明かされると期待していた謎の大半はデータベース参照というお粗末なものでした。データベースって物語の補足程度のためにあるべきものだと思うのですが、本作はそれによる情報が多すぎ、データベースがなくてはストーリーが成り立たなくなっていると思います。
もし、ギアスからではなくＥｐⅠから発表されていたとしたら、私はゼノシリーズに興味を持たなかったとさえ思いました。
皆さんはどのように感じましたか？ファンサイトでの投稿として異端だとは思いますが、皆さんのギアスのような作品を期待していた者の一人として、皆さんの正直な意見をお聞かせください。

う～んそれ言ったらサーガほどではないにしろ、ギアスだってパーフェクトワークス無かったら、同じようなカンジだと自分は思うが・・・。

このスレをたてたものです
私の文の最後のところの「皆さんの」がおかしくなってますが、無視してください。

確かにＰＷがなければギアスも不完全だったと思います。
でも私はＰＷがなくてもおおよその人間関係は読み取れたと思います。
多分、サーガが消化不良なのはヴィルヘルムの存在に尽きると思います。良い喩えが浮かばないのですが、何か定義だけ述べられて、具体的な部分が見えないといった感じです。きっとロストエルサレムの時代のシーンをもっと描いてくれていたら、そのように感じなかったかもしれないと思っています。

同感です。

私はギアスのP.W.は所持していませんので、細かな設定等知らないことも多々あると思いますが、ギアスの世界の成り立ちについてはゲームだけでも十分触れることはできていたと思います。

DISC2のアレはアレでしたけど。


正直にサーガの感想を述べると、深い設定があるのは伝わるがそれがうまく表現されず生かされてない、とそんな感じでした。

その例がやはりヴィルヘルムとケイオスで、彼らに力を与えた存在については明確に定義されず雰囲気で流して終わったような気がします。「あの黒い長髪の人物は何者だ？」など疑問は数知れず。


そもそもロスト・エルサレム時代にしても数千年あるわけですから、事の始まりとウドゥとの接触は、劇中でせめてテキストだけででも説明するべきだったと思います。

終盤、劇中の世界の成り立ちを説明されてこそ主人公の立場がわかり目的が明確になるものの、一連のストーリーにはそれがなかったように思います。


あのようなラストでは単に話の着地点を出せなかっただけのように思います。

引用：
主人公の立場は、宇宙を救うことであり、
主人公の目的は、ロスト・エルサレムへ到着することである。
立場も目的も明確にされていた事は言うまでもないだろう。
加えて、世界の成り立ちが説明されたところで、
主人公云々にそれが関係してくるとは思えない。
むしろ関係してくるのは、ヴィルヘルムやケイオスの方かと。

僕としても、ロスト・エルサレム時代のケイオスやマリアやシオンのストーリーをもっと見せて欲しかったです。そうしてくれれば過去の人間関係や出来事から今の状況も分かるところが出てくると思います。

　わたしもスレ主さんと同じく、いまいち、という印象ですね。
ゼノサーガ。EP1は好きだったのですが、EP2 3と続くにつれ秘密兵器のバーゲンセールという印象さえ受けました。
　ネピリムの歌声にしろ、プロトメルカバーにしろ、プロトオメガにしろ、結局は敵の秘密兵器だ　倒せー倒した、ですし。
　それと、たしかに謎は解けたのですが、「えっ？」と驚くような謎ってなかったんですよね。ヴィルヘルムなんて本編やっただけじゃ完全に意味不明ですし。結局本編クリアしてもいまいちよくわからないんですよね、全体的に。データベースを見直して始めて全容が明らかになる。それって根本的におかしいと思うのですが…。

　それと燃える展開が少なかった…。ラストの惑星のときとか、
衛星軌道上でグノーシスやエイグス、戦艦の入り乱れた激しい
攻防戦、シオンたちもE.Sで戦闘していると、リヒャルトとハイ
マンが戦線に登場、そのまま戦闘へ　って展開のほうが個人的
には好きでした。せっかく宇宙や機体を世界観に取り入れてる
のに、いまいちそれを生かしきれてない印象を受けましたね。

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すみません。上の間違えてしまいました。。

パーフェクトワークスがなくともギアスはわかったなんて絶対嘘ですね。
たとえ所持していなくともこのような場や人づてに相当部分の情報を得ているんです。絶対に。
ギアスのゲーム単品で理解できた”気になっている”に過ぎないんですよ。
あの本やそれを知った人たちからの情報なくしてギアスにおけるEP1はもとより劇中で語られたEP2～4も
各キャラ、リコやバルトたちのことすらもわかるようにはできてません。
劇中ではちょっと触れる程度です。キャラによってその程度は違いますけど。
そもそもギアス（全体）自体実は何一つ謎は解明されてないのに。。
いや、それどころかその謎自体がパーフェクトワークスを読んで初めて、ああそうか、
ギアスは単に主人公らがこういうことをしたとういうだけの話でしか
なくて何も解決も原因もわかってすらいなかったんだ、と
やっと気づけるのですからね。
それに気づけたなんて人は嘘ですよ。劇中にないんですから。

サーガも主人公らの話はギアス同様ちゃんと解決してるんですよ。
ケイオスのような存在はサーガ全体に関わる存在ですからＪｒたちのようにはいきませんよ。
あとはデータベースなくても大方想像で埋まる程度には本編で語られてるじゃないですか。
もっとも私もサーガへの不満は数えれば結構ありますが。
EP1に不満が少ないのは御三家がそろっていただけだからだと思います。
出来としては全てにおいてEP3（が好きかどうかは別として）はEP1の
出来の悪さの比ではありませんから。（完璧って意味じゃないですよ）
そもそもデータベースの内容を本編でやられたらむしろ堪らない。
全員が全員説明的なセリフだけになるのがオチ。
データベースもゲームの一部なんですよ。むしろやりながら、あるいはクリア後に
それを楽しむのもまた一興です。
個人的にはもっと本編の、例えばヴィルヘルムの言動なんてもっと省いても
よかったとすら思ってる。あれって話してる相手じゃなくプレイヤーのために
言ってるからまわりくどい言い回しになるんですからね。

ギアスとサーガは別物ですから、ギアスを期待しては駄目。
ただ、いくらギアスの再構築だからって、サーガはギアスに縛られすぎなところがあるのが残念。

システム面ではどうでしょう？
個人的にＥＰ3はがっかりだった。
無難なところに落ち着いてて。
ボタン組み合わせのシステムやめて、ただのコマンド選択式になったり、必殺技使用がブースト使ったり、ＥＳ戦のスピード感がイマイチだったり。

全体としても、良くも悪くも無難な感じがする。
あまり特徴が無いという感想でした。