Re: ゼノを始めた理由

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Levinson

?? Re: ゼノを始めた理由

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/7/1 22:10
Levinson  半人前   投稿数: 24
”あの”ゲームとは、「N.U.D.E.@」です。
音声入力と音声合成が売りのゲームでした。

ある企業が創った生活支援用女性型アンドロイドのモニターに
プレイヤーが当選し、そのロボットと一定期間生活を共にすると
言う設定。
ポリゴン数の節約の為か、髪はロングヘアではなくツインテール
でしたが、躯体の一部が透明パーツで、青い液体で満たされてい
るところなど、KOS-MOSと共通した部分もありました。

マイクを使って話しかけ、色々な単語を覚えさせ、色々な作業を
させていく課程で、彼女に少しづつ感情らしきものが芽生えてい
くのを見るのは、本当に楽しかったのです。

しかし、幾つかのイベントをこなし、めでたく彼女とずっと一緒
に暮らせるようになった途端、興醒めしてしまいました。以後は
「物語」も無く、ただの環境ソフトと化してしまったから。
そう、彼女はロボット、もうそれ以上何も変わらない。もうそれ
以上、妄想を抱く余地が無いのです。
図らずも、鉄腕アトムの生みの親、天馬博士の気持ちが理解でき
てしまったのでした・・・・
(モモとユリ博士の関係も、同じ事になっていた危険性も・・)

勿論、ゼノサーガに於けるKOS-MOSの存在意義というのは、
「ロボットが感情を持ち得るか」などという甘いものではなく、
もっと冷徹なものだと思います。

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