皆さんが好きな小説

ゲストの 「てばさき」さんからの投稿です。---

ずいぶん前にもカキコさせてもらいましたが、今回はSFとは縁もゆかりもないやつを。
村上春樹さん初期の三部作です。

「風の歌を聴け」
２０代になったばかりの２人の若者が主役のお話です。
お互いがお互いの弱さを抱えながら過ごす夏休みの情景は、
ビールのようなほろ苦さを僕に与えてくれました。
また三作のなかでは一番キザなセリフが多い作品（笑）。

「１９７３年のピンボール」
前記の２人の進む道がここではっきりと分かれます。
青年たち（といっても２４～２５歳ですが）は、それぞれのやり方で
過去と決別し、とにかくも新たな一歩を踏み出すことになります。
「僕」が探していたピンボール台と再会し、最後振り返らずに去っていく
ところは、村上作品全般の中でも一番気に入っているシーンです。


「羊をめぐる冒険」
前の２つとは少し趣が違う、しっかりとした「お話」を持っている作品です。
２０代最後の年、「僕」は親友から送られてきた一通の手紙と一枚の写真から
特殊な力を持った一頭の羊をめぐる物語に巻き込まれることになります。
前２作は単品でも楽しめますが、これだけは前の話も読んでおくと
もっと面白くなると思います。

ゲストの 「無心」さんからの投稿です。---

　遅ればせながらおすすめを書きます。ギアスで多重人格に興味を持たれた方は、ダニエル・キイスが書いた「２４人のビリー・ミリガン」という本を読んでみたらいかがでしょうか。実在した（らしい）ビリーという青年の中に、年齢、性別、国籍の違う人間がいたというのです。彼は実際に犯罪を犯しますが、精神障害ということで無罪になっています。色々書きたいけど長くなるのでここら辺でやめます。是非ご一読を。

ゲストの 「鼠」さんからの投稿です。---

てばさきさん＞おぉゼノ好きで村上春樹好きの同士がいると思いませんでした。でも自分は初期作品はまだ読んでないんです。なので他のお気に入りを・・・

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
かなり長い題名の話ですが、読み度に新しい発見がある優れた作品です。基本的には「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」の二つの物語で構成されています。一方の主役は自分の名前もわからない少年、一方は離婚経験ありの30代の男、二つの世界はしだいに交錯し合い、物語りを紡ぎ挙げていきます。自分が村上春樹さんの作品に初めて手をつけた作品で、とても感慨深い作品となっています。

「ノルウェーの森」
この作品もとても感慨深い作品でした。読み返すことは少ないですが、ある種とても透き通った恋愛小説です。
主人公の青年は18歳の時になんの前触れもなく親友が自殺してしまう。そして時は流れ、1年後に親友の彼女と再会する。

「海辺のカフカ」
一番近年の作品ですね、この話も象徴的にたくさんのものがでてきます。それは個々の人間によりまったく違った解釈にとらえられるものだと思います。15歳の少年が一人で家出する話ですが、この話に関しては言葉で説明する事はナンセンスな気がするので読む事をお勧めします。なぜか自分はこの本を読み終わった後、無性に一人でぶらりと旅にでたいなと思いました。

私が好きな本はダレン・シャンという本です。
ジャンルはミステリーファンタジーかな？
この本はホント面白いですので興味がありましたら
読んでみて下さい
あらすじを書きたいとこなのですが・・・
そういうのが苦手なもので＾＾；
とにかく読んでみて下さい!

あと、クラ－バートという本もいいと思いました。
これもファンタジー系ですねｗ

みなさん是非見つけたら読んでみて下さい＾＾

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snow

SFやミステリが多いみたいなので、読みやすい小説をあげますね。
作者名はわかりませんが『雨鱒の川』という本が、
王道といった感じで一息つくあいだに読めて好きです。
世代を問わない内容で、誰にでもすすめたいです。
全編、会話が東北訛りで、くさくない青春小説かもしれません。
でも最近映画化したとかで、
それが東北弁でなくなっているらしくて魅力半減です
ふだん殺人事件が起こる話ばかり読んでるので
特にほっとする作品ですね（笑