ゼノギアスの聖書との類似性について

ゲストの 「エリヤ」さんからの投稿です。---

ゼノギアスには聖書との類似性が沢山あると思います。
まず移民船は創世記のノアの箱舟。
原初のアベルとカインの話はアダムとエバの子カインが弟のアベルを殺してしまうが神に許される話。アベルと原初のシステムである母(もうこの時点でミャンは抜けていますが)の関係がアダムとエバのようになっているのは言うまでもないですが、神から生み出された1番最初の管理する側の人間(原初の母を除く)であるカインの存在は、アダムとエバを楽園から追い出した神であると共に、アベルを殺したカインであるとも言えると思います。
他にはバベルタワーのシュバトとソラリスの話はもちろんバベルの塔の話。
ぱっと思いつくのだとここらしか思いつかないんですがみなさんは他になにか思いつく方はどんどんあげてください！今さらですがほんと良くできた話だと思います。近代SFと聖書の融合・・・、過去にプレイしたRPGで最も世界観が深いものとしてこれからも支持していきたい作品だと思います。

ゲストの 「FRAY」さんからの投稿です。---

聖書だけでなく北欧神話やフロイト、ユングなどからも名前を持ってきていますよね。ただ名前をもらっただけのもあればキャラクターに思想が反映されているものもあり、そういうところも踏まえて作品を見るとまた違ったおもしろみがある。ゼノサーガにもそれは受け継がれていてウーヌス・ムンドゥスとか特にうまい引用だと思いました。
　作品には必ず作者の思想が反映されるものですが、ゼノシリーズも高橋さんが何にアイデンティフィケーションしたのかわかって面白い作品ですね。

マハノンのラジエルの樹と、アダムとイヴの知恵のリンゴの話も意識しているでしょう。
あと、ノアの箱舟はエルドリッジよりはメルカバーに対応すると思うのですが。エルドリッジはエデンかな？