正直な感想

それと残念だったのは、戦闘用レアリエンや　ジギーのような人造人間等の生命体の人権についての葛藤が無かったことです。
ラビュリントスでの戦闘用レアリエン、アスラとの戦いやミルチアでのURTVとの戦闘があったにもかかわらずです。
EP１序盤での戦闘用レアリエンの自爆シーンや、KOS－MOSによるバージル殺害シーン、MOMOの出生の秘密など、フィクションであると分かっていても、考えさせられましたが（近未来には現実世界にも実際こんな問題が出てくることあるんじゃないかな）今回はグノーシスも　レアリエンもURTVも邪魔するものはすべて敵。倒せ倒せという感じで・・・（汗）
ギアスの時なんて、エリィーが変異した人々に自分の血を分け与えたりして・・・（涙）とても感動しましたが、今回はその辺の表現はフェブとバージルのお話だけでしたね・・・（あのシーンはかなり良かった！！！でもフェブの妹たちはどうなったのー！！！？？？）

テロスにしても演習場のシーンで、グノーシスの大群を前に、ニヤッと不敵な笑みを浮かべ、さらにはKOS-MOSを人形と罵り、明らかに感情を持っているようでしたが、そのあたりに関しても特に触れられることも無く、なんだかなーと思いました。
マリアのことを考慮に入れても、何故テロスがあんなに豊かな感情を獲得することができたのか、KOS－MOSと作りがどう違うのか、いまいちはっきりしません。　

それらは不満文句以前の問題じゃないか？
本当にそうだったか？