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サブキャラクター

グラーフ
Graf

 ゾハルの接触との接触により分裂したラカンの人格であり、世界を崩壊させた強大な力の持ち主。肉体喪失後、他人の意識に憑依しすることで、自己の意識を持続させていった。
 グラーフは元々、接触者としての力の発露が創り上げた人格である。自分が接触者の片割れでしかないことを悟ったグラーフは、カーンに憑依して現代の接触者であるフェイとの融合を求め、完全なる力をえるべくゾハルとの結合を目論む。
 力の求道者として、常に力を求めるグラーフの姿勢は、無力故にソフィアを失ったラカンの意志といえるだろう。

 

イド
Id

 幼少の頃、苦痛から逃れるために形成された人格。カレンの死に直面し、基礎人格から完全に解離した。その後はグラーフと行動をともにし、エルルを崩壊させるなど、憎悪に満ちた破壊的な性格と力を発揮していく。父カーンによって一時意識下に封印されるが、ラハン村襲撃時に再覚醒。以後はフェイが特定の状況に直面することで、発露していくようになる。
 形成の直接的な原因は母子関係にあるが、接触者として各時代で経験してきた喪失体験や、ラカン時代のゾハルとの接触なども大きく影響している。

 

カレルレン
Karellen

 ソラリスの実質的指導者であり、天帝カインやガゼル法院をも掌握している人物。ナノテクノロジーを究め、これによる延命措置で、500年前から生き続けている。
 デウスの正体と、それにまつわる人物(法院やミャン、接触者、対存在など)の関係をすべて把握しており、ゾハルに降臨した波動存在の意志をも察知している。500年前の悲劇によって、"神を創造し、神の下へ至る"という願望を持ち、この世界の神がデウスと波動存在であることを知ったことで、デウスの復活計画を遂行しているソラリスへ昇った。ミャンと接触して互いの目的が同一のものであると認識。ミャンの指示もあり、天帝カインの延命措置やガゼル法院のデータ化などを行う。法院を掌握すると、ソラリスの科学力を駆使してM計画を推進。シェバトや地上人に対するリミッター措置などを実施した。
 カレルレンは自らのデウス復活計画を「プロジェクト・ノア」と名付け、最終的にそれは成就される。神の世界への到達を目指す彼の心には、常にソフィアへの想いがあった。

 

カーラン・ラムサス
Carlin Ramsus

 守護天使の1人であり、ゲブラーの実質的最高司令官。謹厳で完全主義者でありながら、ソラリス特有の人種的優越性に囚われず、個々の能力を重んじ、有能な者はたとえ卑賊の身であっても自らの配下に置くことを厭わない。そのため、エレメンツを始め直属の部下には厚く信頼されている。司令官としても非常に有能で、個人レベルの戦闘能力も卓越している。ただ、ユーゲント時代から人間不信の傾向が強く、それはジェシーやシグルドの離反によって、より激しくなっていった。
 ラムサスは、第五世代M計画初期に立案されたホムンクルス(人工同調者創造)計画によって生み出された人工生命体。その実態は、カレルレンによって天帝カイン排除の目的のために創られた、天帝のコピー。識別コードを「0808191ラメセス」という。ミャンに覚醒したカレルレンによって第一次成長期の段階(人型を成す前)で廃棄物処理場へ捨てられるが、偶然処理場へ迷い込んだ少年、カーラン・ベッカーを殺害、融合する。その後ベッカー少年のIDを利用し、ユーゲントに入学した。ラムサスの外見は、天帝カインとベッカー少年の2人の影響を受けている。

 

ミァン・ハッワー
Myyah Hawwa

 ラムサスの副官として、常に行動をともにしている女性。ユーゲント時代にラムサスと出会い、以後は個人レベルでも恋人として彼を支えている。実際にはソラリスの実質的指導者カレルレンとも密接なつながりを持ち、M計画などの推進を補佐。また、処刑人(エクスキュージョナー)として、守護天使の1人に名を連ねている。
 ユーゲント時代から卓越した能力を発揮し、ジェサイアがソラリスを離脱した後、一時的にエレメンツに加入していた。その後、ラムサスが守護天使に就任したことで、彼の補佐官に抜擢されている。
 ミァンもまた、原初から現代まで生きてきた特別な存在である。接触者とその対存在エレハイムが転生という方法をとっているのに対し、ミァンはすべての女性が内包しているミァン因子の覚醒によって、代を重ねてきた。原初のミァンに始まり、ゼボイムの双子、フェイの母カレン、そして現在のミァンまで、およそ1万年の間に998回の覚醒が行われている。

 

エクスキュージョナー
Excusioner

 ソラリス守護天使の1人であり、処刑人の役割を担っている。計り知れない戦闘能力を持ち、すべてのソラリス人から畏怖されている。正体はミャン(0998)であるのだが、この事実を知るのはカレルレンとガゼル法院のみである。
 劇中では、キスレブ総統府に赴き、謎のコンテナをジークムントに渡す。また、ソラリス脱出時にグラーフとともに現れ、その戦闘能力の高さを証明している。補体であり、"兵器"として存在するミャンの、1固体の"兵器"としての在り方が伺える。

 

カレン[ミャン0997]
Karen

 フェイの母。14年前(フェイ4歳)にミャン因子が覚醒。我が子が接触者であることに気付き、過酷な実験の末、接触者との融合を求めるグラーフを呼び寄せる。フェイの力の暴走によりフェイ自身が危険にさらされた瞬間、本来のカレンとしての意識を取り戻し、フェイをかばって命を落とす。しかし、その事実は"臆病者"によって隠蔽されていたため、フェイは人格統合が行われるまでカレンの真意を知ることはなかった。
 カレンは元ニサン正教アクヴィ管区に所属していた。他教弾圧を目論んだ「教会」の一部勢力によって引き起こされたある事件(詳細不明)によって、当時シェバトの武官であったカーンと出会う。その後シェバトでフェイを生み、カーンに従って地上へ降りた。

 

エーリッヒ・ヴァン・ホーテン
Eylih Van Houten

 元はソイレントシステムの統括官を務め、ニコライ博士らとともに、M計画の研究に携わっていた。しかし、生体実験等の実態を知り退官。現在は特設外務省の事務職に就く。

 

メディーナ・ヴァン・ホーテン
Medeena Van Houten

 エリィの母であるが、軍部などには無関係。エリィが行方不明との報告を聞き、失意と希望の中で日々を暮らす。劇中ではハマーの銃からエリィを守り、死亡する。

 

エレメンツ

 

ドミニア

 地の能力の使い手。亡国エルルの唯一の生存者。卓越した能力を持ちながらそれを行使しようとしないエリィに、憧憬、嫉妬、羨望、苛立ちなど、複雑な感情を抱えている。ラムサスを慕う気持ちがもっとも強い。

 

ケルビナ

 水の能力の使い手。常に冷静沈着で、参謀的な役割を果たす。高すぎるエーテル能力を抑制するため、あえて目を閉じている。ユーゲント時代は、エリィと同室であった。

 

トロネ

 風の能力の使い手。全身の90%がサイボーグ化されており、身体の各所に様々な武器を内臓している。その理由や目的などは不明。

 

セラフィータ

 火の能力の使い手。亜人種であり、ソイレント施設で破棄処分とされる寸前であったところを、ラムサスに救われる。4人中、加入時期がもっとも早く、そのためリーダーを任されている。

 

マルグレーテ・ファティマ(マルー)
Margrete Fatima

 ニサン法皇府とその諸教会を統轄する現大教母。教義を広め、争いをなくすことこそ自分の務めと考えているが、その母権的色合いの強い教義が、初代教母ソフィアの説いたものとはかなり異なっている事には気付いていない。
 飾り気のない天真爛漫な少女で、単身敵陣のただ中にあっても、ペースを崩さず悠々と過ごせる無邪気さと度胸の持ち主。また、バルトのためならば、自分の命を投げ出すことに何の躊躇も見せない。

 

シグルド・ハーコート

 バルトの腹心の部下であり、ユグドラシル副艦長を務める。平時は控えめで穏やかな性格だが、メイソンとともにバルトに対して厳しく叱ることのできる数少ない人物。11歳の頃アヴェ宮中に入り、王太子(バルト)付きの近衛士官となる。一時ソラリスに拉致され被検体として虐待を受けるが、ラムサスによってエレメンツに抜擢。その後、アヴェのクーデターを知りソラリスを脱出。バルトの救出に向かった。
 精悍な外見に似合わず、低血糖体質でおそろしく甘党。また、薬物投与が長かったためか、アルコールに極端に弱い。

 

ローレンス・メイソン子爵

 かつてアヴァ近衛騎士団に所属、エドバルトIV世(バルトの父)に仕えた貴族。幽閉されていたバルトとマルグレーテを救出し、以後はユグドラシルでメカニック関係の総指揮をとる。普段は非常に穏やかであるが、若かりし頃はかなりの強者であったらしい。

 

バンス

 イルカ型の亜人で、ユグドラシルのソナー係を務める。非常に繊細な聴覚を持っており、潜砂中でも様々な音を聞き分ける。様々なサウンドを収集するのが趣味。

 

シャーカーン

 宰相として先代国王エドバルトIV世に仕えていたが、クーデターを起こして政権を奪い、王家一族を抹殺した。
 元は「教会」イグニス教区の大司教であったが、私欲からその地位を利用してアヴェの国政に食い込み、宰相となった。その後ろ楯となったのがケブラーであり、元々ケブラーや「教会」に対して非協力的であったエドバルトIV世は疎まれていた。ケブラーはエドバルトIV世の排除を画策し、「教会」によってクーデターという形で実行される。
 権力欲に取りつかれたシャーカーンは、ケブラーの協力を仰いで軍事力を大幅に増強。長く子康状態にあったキスレブとの紛争を再燃させる。また、ケブラーにも極秘に「ファティマの秘法」入手を目論み、すでに時限ロックの解けたニサン大教母マルグレーテを誘き寄せ、再度幽閉した。

 

ビック・ジョー

 本名は「ジョー力石」。ゼボイム文明時代の国民的英雄。受賞作家として、格闘技の王者として、はたまたカーレーサーとして、その類稀な才能は様々な分野で華々しい活躍を見せる。特に音楽では超売れっ子アイドルロックバンド「ラビーネ」と双璧をなす程の人気を誇り、数々の名曲を遺している。また資産家でもあり、各界への影響力は相当なものであったが、その私財は慈善事業に使われることはなく、もっぱら邸宅の改造(邸内遊園地、邸内ファーストフードショップ)や、珍しいペット、映画ブロック、軍払い下げの潜水艦購入などに費やされていた。後年(といっても30代を前にしてだが)その興味は、自らの延命、肉体保存に向けられ、多数のクローン研究機関や冷凍睡眠業者への援助が行われた。
 ある日、コールドスリープ施設の視察に訪れたジョーは、ひょんな事からコールドスリープリアクター内に入り、係員のミスによってそのまま急速冷凍されてしまう。解凍技術の確立以前の出来事だったこともあり、ジョーの身体は来るべきその日まで永久凍結される事となってしまった。英雄を失った国民の悲しみは大きく、戦時中にも拘わらず、その葬儀(?)は盛大に行われたという。その後、ゼボイム文明は滅亡し、ジョーは解凍されることもないまま永遠の眠りにつく。尚、彼が冷凍睡眠処置を施された経緯は、一般には受賞会場で後頭部を痛打したことによって昏睡状態となってしまった為であると伝えられている。
 4000年後、「教会」によって発掘が進められるゼボイム遺跡の中に、ジョーの眠るリアクターがあった。だが、不幸にもそれは粗大ゴミとして海へ投棄されてしまう。リアクターは波間を漂い、やがて多島海エリアにある孤児院島の海岸に漂着した。そこに住むデビー少年(当時8歳)達によって発見されるのだが、格好の遊び道具を得たものと勘違いしたデビー少年(当時8歳)達は、誤ってリアクターの封印を解除してしまう。
 冷凍保存のまま砂浜に放り出されるジョー。来るべき日を待ち焦がれるジョーの眠りが、まさしく永遠のものになろうとしたその時、奇跡は起きた。驚くべきかな、砂熱の自然解凍によって、ジョーは4000年振りに冷凍睡眠状態から目覚めたのである。突如復活した太古の冷凍人間に驚き、散り散りに逃げ去るデビー少年(当時8歳)達を後目にいきなり海へとダイブ。そのまま、遥かイグニスまで遠泳してしまう。
 その後、方々を転々としたジョーは、現在、再び芸能活動を始める為の資金稼ぎとして、ゼボイム遺跡内でショップを営んでいる。ある意味これ以上ない程の僻地での営業。加えて扱う商品の法外な価格設定。にも拘わらず、これがかなりの収益をあげてるらしい。
 ビック・ジョー、現在36歳(+4000年)。寿命30歳といわれたゼボイム文明人の中にあって、この異常とも思える長寿ぶりは何を意味するのか。キムの研究は無駄に終わった…のかもしれない?

 

ジェサイア・ブランシュ(ジェシー)

 

プリメーラ

 

ストーン司教

 

アルル

村のアイドル的存在。近々ティモシーと結婚する予定だった。幼い頃両親を亡くし、叔父夫婦に育てられる。フェイに想いを寄せていた。

 

ティモシー

アルルの婚約者。フェイの親友。ラハン襲撃時に、ダンを探しているところを、キスレブのギアに射殺された。

 

ダン

アルルの弟。フェイに懐いていたが、村が壊滅した後、フェイを憎んで一人後を追う。アヴェの大武会でフェイト再会した。

 

ワイズマン

グラーフ融合後の、カーンのもう一つの姿。グラーフがラカンの意志を体現する存在であるのに対し、ワイズマンはカーン本来の人格に近い。グラーフとして行動している中で、限られた時間だけ、ワイズマンが顕在化する。破壊を欲するグラーフに対して、ワイズマンとなっている時は、世の救済を求めている。

 

ウォン・カーン

シェバトで武官を務めていた頃、ニサン正教の修道女であったカレンと出会い、結婚。翌年フェイが生まれる。ゼファーからの要請もあり、これを期に地上へ。4年後、グラーフが来襲。これと闘うが敗北し、カレンはフェイの《暴走》によって死亡。イドとして覚醒したフェイはグラーフに連れ去られる。その後、グラーフの行方を探し求め、3年前に再戦。この時グラーフに憑依された。

 

リー村長

ラハン村の村長。3年前、ワイズマンによって連れて来られたフェイを保護する。昔はかなりの遊び人だったらしい。ラハン村襲撃時に死亡。

 

ユイ・ウヅキ

ガスパールの孫娘。第三次シェバト侵攻作戦でヒュウガ(シタン)と出会い、妻となる。物静かで優しい性格だが、武術の腕は祖父譲り。ラハン村が消滅した後、娘のミドリを連れてシェバトへ帰郷。シタンの帰りを待つ。

 

ミドリ

シタンの娘。5歳。普段から無口でおとなしく、特に父とあまり会話をしない。動物好きで、よくフェイと一緒に鳥にエサをあげてたりしていた。人や動物の意思を感知できるという、特殊な能力を持っている。

 

ゼファー王女

 

ニコラ・バルタザール

 

アイザック・バルタザール

 

ガスパール

 

トーラ・メルキオール

 

ジョシュア・ブラック

 

ハマー

キスレブ首都D区画に収容されている亜人。酒場「ラティナズバー」を拠点に情報収集、様々な物資の調達などを行って生計を立てている。小心者でお調子者だが、情報収集能力やメカニックの腕はかなり高い。顧客の大半はバトラー、アマゾネスであり、現キングのリコに早速取り入って、ちょこまかと世話をしている。舌先三寸だけで世の中を渡ってきたハマーだが、それだけに《力》に対する憧憬は人一倍高い。リコの洗礼に耐え、B管理委員会から指名されたフェイを「アニキ」と呼んで慕い、行動をともにする。

 

総統ジークムント

現キスレブ総統。その前身はキスレブ軍の一兵卒であり、類稀な戦闘能力と状況判断、指揮能力を発揮し、驚異的な早さで昇進を重ねる。そして、30代の若さでついに総統(軍の最高位)まで昇り詰めた。軍を掌握したジークムントは大幅な体制改革を敢行する。政権を軍に移行し、これまでキスレブを統治していた「委員会」を放逐して総統ジークムントが全権を握った。
ジークムントの出身地は、後にソラリスに反旗を翻して粛正されたエルルである。彼が非常に短期間でキスレブ総統の地位についたのは、種族として身体能力、エーテル能力に優れていたエルル人としての特異性が、如何なく発揮された結果ともいえるだろう。「力こそすべて」というのがジークムントの考え方であるが、これも力の作用に敏感なエルル人の特徴である。無骨ではあるが真剣に世界の行く末を案じており、シャーカーンによって侵略されようとしているニサンを、積極的に防衛しようとしている。

 

キム

16歳で連邦大学医学部に入学し、3年後理学部化学課に編入。分子機械の研究を始める。その後、院へ進学し修士号を取得。「分子機械による遺伝子再構築の方法」を発表し、雛形の分子機械で構成される擬似生命体の創造を提唱する。しかし学会はこれを神への冒涜、異端と見なし、キムを追放。キムは医学部へ戻り、再び医師を志した。
2年後、連邦医務局医師となり、同病院の看護婦であるエレハイムと出会う。医師として働く傍ら、ミャンから資金や施設の提供を受け、分子機械学の研究を再開。3年後の感謝祭の日に、ナノマシン群体「エメラダ」を形成する。その後、軍部の介入により恋人エレハイムが死亡。キムはエメラダを凍結し、施設ごと永久封印した後、行方不明となる。

 

アベル

エルドリッジが墜落した際に、接触者であるが故に、死を免れた少年。原初のエレハイムと出会い、以後の生活をともにする。
人々の現人神として君臨するカイン(天帝)にアベルは反発。カインはアベルの抹殺を計画、実行するが、エレハイムが身を挺してアベルを守り、その身代わりとなって死亡する。

 

天帝カイン

ソラリスの最高統治者。ガゼル法院の長であり、カドモニから生まれた原初のヒト13人の中で唯一現代まで生存している。頭蓋骨状の外見は仮面であり、劇中では最後までその仮面が外されることはなかった。
《福音の却》によるとヒト滅亡の可能性を憂い、ヒトの救済を願うが、その杞憂は法院によって歪められ、民意統制の手段に利用されている。接触者の力を見極めるため、シタンにフェイを監視させた。

 

ガゼル法院

原初の却に生成されたアニムス原体であり、ソラリス統治機関の中枢を構成する12人の元老院。500年前の対戦時に4人が死亡。さらに"崩壊の日"において全員が死亡するが、その後カレルレンの手でコンピュータの記憶データとして復活した。デウスを復活させ、支配領域を他の惑星にまで広げようという野望を持つ。自己の"肉体"を手に入れるため、アニマの器に同調する者を捜す。