アベルとギアスの再構築あれこれ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2006/9/3 12:39
ゲスト 
アベルについて色々と思うところがあり、考えていたのですが段々サーガ世界とギアス世界のことについて気になることが出てきました。

1、アベルが落書きでネピリムを書いた件
最初プレイしてる時は
「この時点で既に接触者と対存在としての関係が確立していて、世界観の再構築と言っても大きな所ではギアスと繋がっているのかな。」
なんて思っていたのですが、どうにもギアスのアベル君とサーガのアベル君は別物。
ウドゥの端末であるアベルがネピリムの姿を描いた理由はなんだったんでしょう?

2、最後の大人ネピリムの時
ネピリムが大人の姿になったことに関しては色々と考察されているようですが、
私が気になったのはネピリムが大人の姿になった時、アベルがそれを見入っているような演出があったことです。
ネピリム大人に→アベルその姿を見つめている→画面がアベルの瞳のアップに
これで私が愚考したのは、やはりアベルは役割的には接触者であり、対存在のイメージはネピリムから生まれたということ。

ウドゥ=ギアスにおける波動存在と考えると、
「ウドゥの端末であるアベル」と「接触者であるアベル」はこの段階では役割的にかなり近しいと思うのです。
ギアスとサーガが同じ世界観に存在してるとはやはり思いませんが、
物語終盤の展開は「サーガの世界観でギアス(EP5)を再構築する」可能性を示している気がしました。
単なる妄想の域を出ないかもしれませんが↓が私が今回のEDを見て感じ、そして愚考したものです。


ウドゥが下位領域に留まると決意した直後、大人の姿のネピリムを見て
そこから始めて母性というものを感じ取ったアベル(ウドゥ)が母性=ネピリム(の姿)
という定義づけをしてエレハイムのあの姿が生まれる。
さらにアベルにアニマの力、ネピリムにアニムスの力が託される。

そしてあの状況でジンがあの場所に戻ったこと。
あの時点でサーガのお話の中で、ジンとシオンの兄妹としての関係だけが消化されきっていなかったので
そこを消化しただけなのかもしれませんが、それにしたってあの状況でジンが戻る展開には少し違和感があります。
さらに戻った先でジンが死亡。わざわざあの場所でジンが死んだことは、
やや不自然さというか、(作り手の)作為的なものを感じました。
作為的なものといえば他に、アベルの本体(?)であるウドゥがシオンに呼びかける際の声が緑川光さんだったこと。
(声優に詳しくない方の為に補足すると、緑川光さんはギアスでフェイの声を担当されていた方です。)
アベルの本体であるウドゥの声がギアスでのフェイと同じ声。
まぁその辺りはただのスタッフのお遊びの可能性も大いにありますが。
さらに領域シフトにはあの場所にあったメルカバやオメガも巻き込まれ、一緒にシフトしたと思われます。

とはいえギアスの舞台がロスト・エルサレムではないことや、ギアスとサーガのゾハルの能力の違い、
エルドリッジの件などギアスとサーガには無視できない相違点がある為、
やはりギアスと同じ世界ではない。しかしギアスをやり直す為のお膳立てがかなり整っているとも思われるのです。
それならあそこでジンが死んだことの必然性、データベースの「ジンの意識も一緒にシフトした」等の記述なんかも納得できます。

単なる願望から生まれる妄想かもしれませんが、どうでしょう?皆さんの意見を伺いたいです。
長文&乱文で失礼しました。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/12 11:44
ゲスト 
ギアスでのアベルは、設定では何度も転生しているそうです。もちろん別人という可能性もありますが、「アベル君」が転生し続け、ギアスのアベルに繋がっていると言う考え方もありますが、ここら辺はあくまで想像です。

ゾハル機能の違いについては、時代の流れとともに人々のゾハルの価値観が変わったことによる、と考えてみてはどうでしょうか。

価値観がかわってくれば利用方法も変わってくるわけで、結局はサーガとギアスでは別の使われ方をするようになったとも考えられます。とはいえサーガとギアスは関連作品なだけでギアスとは直接繋がらないとも言われてるわけで、事の真相は次のゼノシリーズが出てくれることを祈りつつ気長に待つしかないと’’)
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/13 1:24
ゲスト 
引用:
ゲストさんは書きました:
ギアスでのアベルは、設定では何度も転生しているそうです。
ギアスの主人公であるフェイが輪廻転生を繰り返していたのはフェイという魂の起源であるアベルが接触者であるからであってしかも輪廻転生の理由がゾハルによって取り込まれた波動存在が元いた次元への帰還目的のためにアベルの因果律を操っていたからじゃなかったっけ?
アベルが転生しはじめたのは接触者になってからで、接触者になったのはゾハル、デウス連結起動実験中だったはずだけど上を読むとその前から転生してると言ってるように聞こえるんだけどそこらへんどうなの?
ゼノギアス発売してからアベル→キム→ラカン→フェイとこれしか転生していないと思ってたけどもしかして自分が今まで勘違いしてただけ!?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/9/17 2:31
ゲスト 
スレ主です。

アベルが転生を続けてギアスのアベルに繋がる。
ゾハルが変わったのではなく使う側の価値観と使用方法が変化した。

おもしろいですね。特にゾハルに関しては
人々がそう望んだことによってゾハルが徐々に機能を
それに近づけ、変化させていった。なんて考えも出てきました。
(まぁこの辺も結局妄想なんですけどね)
サーガは謎を解きつつも、最後にロストエルサレム時代のことなど
新しい謎を撒いて終わったので、ゼノシリーズはなんらかの形でまた出てくると(勝手に)思ってます。
なので次のゼノで何を見せてくれるか、楽しみですね。


>>アベル→キム→ラカン→フェイとこれしか転生していないと思ってたけどもしかして自分が今まで勘違いしてただけ!?

いえ、それで合ってると思います。サーガの状況を見ても、やはりギアスとサーガは
別の世界という考えが基本だと思いますしね。
ただ、アベルが転生してギアスのアベルになるっていうのは
確かにちょっと飛躍していますが、
他の色んな要素が付随してくればサーガの内容はその可能性も十分ありえると思える、おもしろい説だと思いました。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/17 19:39
ゲスト 
lllの最後でヴィルヘルムが言っていた「二人のアベル」という言葉がキーじゃないでしょうかね。

文字通り、『アベルは二人いる』

「サーガのアベル」と「ギアスのアベル」。
彼らは何らかの繋がりがある可能性も無いわけではないと思いますが、別人という事でしょうね。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/17 21:03
ゲスト 
二人のアベル・・・アベルと箱舟の事を指してはいないと仮定して
聖書に基づいてカインとアベルなんてのはどうでしょう。
観測端末であるアベルの対存在かなんかで。
カインとは聖書では兄弟だし、新しいゼノシリーズに出てくるとか。
自分で言っててかなり飛躍しすぎだとは思いますけど。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/20 18:57
ゲスト 
アベルの対存在、と言えば、まずネピリムが浮かんでしまいます。
ちょうどアベルは実数側、ネピリムは虚数側の存在ですし。
EP3のEDでの二人の手繋ぎ(影の有る無し)は、それをよく現していたように思えます。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/9/29 13:01
ゲスト 
波動存在を召喚したアベル。
そのアベルの回帰願望から生まれたエレハイム。
アニマを受け継いだアベル。
アニムスを受け継いだネピリム。

 この存在たちがパラレルで繋ぐギアスとサーガの世界と考えたほうが無難なようですね。ゾハルが作り出す無限大に存在する未来に共通して現れる男性と女性。
 もしかするとケイオスが語った「宇宙を救う方法」とは,無限大に広がる未来の中で宇宙の拡散が起こらなかった未来と「シオン達の未来」を繋げるということかもしれませんね。鍵となる男性と女性をシオンたちに託すことによって・・・・

はじめて「あこがれのエイヴィヒカイト」にレスさせてもらいました。感激です。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/10/7 4:13
ゲスト 
ゼノサーガの物語は、ゼノギアスの出来事の後に起こった物語だというのはどうでしょう。

ゼノギアスの世界では、本来集合的無意識という"意識の無い集合"であった波動存在が、
デウスとゾハルの接合実験の際にアベルに観測されたことによって"個としての意識"を得ました。
その意識体となった波動存在は、ゼノギアスの最後で波動の世界に帰ってゆきました。
無意識だけが存在する世界に意識がもたらされるということが可能かは分かりませんが、
ゼノギアス以前には、意識のない揺らぎであった波動が、それ以降には意識を持つ波動となった。
両作品間で集合的無意識というものの設定が違っているのはそういう理由によってではないでしょうか。

ゼノサーガの世界は、すでに何度となく永劫回帰していたことがほのめかされていますから、
時空間が繰り返してゆく、ある回数までとそれ以降でとに変化が起こることもあるかと思います。

つまり、下位領域がやり直されたとしても、上位領域までやり直しになるのではないでしょうから、
上位領域で継続される変化は、下位領域や集合的無意識の場に影響してゆくことになるかもしれません。

以上は思いつきのうそっぱちです。
しかし、この立場に立つと、ウ・ドゥの知覚端末の姿が"アベル"なのも、ナートゥスの姿がELの様だったのも、
別コンセプトのオメガがヴェルトールそっくりだったことにも、理由が見つけられるような気がします。
単にスタッフの方の遊びでそうなったということではなくてです。

ですから僕は、ゼノサーガにゼノギアスのキャラクターと似たものが現れるのは、
ウ・ドゥの思い出のようなものだったのではないかと思うんですよねぇ。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/10/8 21:05
ゲスト 
あー・・・くだらない質問で申し訳ないのですが、集合的無意識というのは、「意識のない集合」という事なのでしょうか?
僕が認識していた意味というか、例えとは違ったので、ワケがわからなくなってしまいました。
なにかわかりやすく説明できる方がいれば御教授お願いします。
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