話はそれますが、よければ聞いて下さい。

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?? 話はそれますが、よければ聞いて下さい。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/10/7 4:13
ゲスト 
ゼノサーガの物語は、ゼノギアスの出来事の後に起こった物語だというのはどうでしょう。

ゼノギアスの世界では、本来集合的無意識という"意識の無い集合"であった波動存在が、
デウスとゾハルの接合実験の際にアベルに観測されたことによって"個としての意識"を得ました。
その意識体となった波動存在は、ゼノギアスの最後で波動の世界に帰ってゆきました。
無意識だけが存在する世界に意識がもたらされるということが可能かは分かりませんが、
ゼノギアス以前には、意識のない揺らぎであった波動が、それ以降には意識を持つ波動となった。
両作品間で集合的無意識というものの設定が違っているのはそういう理由によってではないでしょうか。

ゼノサーガの世界は、すでに何度となく永劫回帰していたことがほのめかされていますから、
時空間が繰り返してゆく、ある回数までとそれ以降でとに変化が起こることもあるかと思います。

つまり、下位領域がやり直されたとしても、上位領域までやり直しになるのではないでしょうから、
上位領域で継続される変化は、下位領域や集合的無意識の場に影響してゆくことになるかもしれません。

以上は思いつきのうそっぱちです。
しかし、この立場に立つと、ウ・ドゥの知覚端末の姿が"アベル"なのも、ナートゥスの姿がELの様だったのも、
別コンセプトのオメガがヴェルトールそっくりだったことにも、理由が見つけられるような気がします。
単にスタッフの方の遊びでそうなったということではなくてです。

ですから僕は、ゼノサーガにゼノギアスのキャラクターと似たものが現れるのは、
ウ・ドゥの思い出のようなものだったのではないかと思うんですよねぇ。

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