Re: アベルとギアスのあれこれ

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?? Re: アベルとギアスのあれこれ

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25
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2006/10/24 0:02
ゲスト 
…新しい話題にいく前に、以前のレスの説明だけさせていただいてもかまいませんか?
 このままではきまりわるいです…。

>ウ・ドゥは高次領域に存在するエネルギー体のようなもの
>ウ・ドゥの知覚のされ方が古代から変わっていないという記述は見当たらないので分かりません。
>知覚のされ方は観測する人によって変化することもあるかもしれません。
                           (並び順を勝手に換えてごめんなさい)
どれもおっしゃっている通りです。それ以上問題を進めようとするととたんに判断ができなくなりますよね…。

>>ウ・ドゥという観念がもし失われたとしたら、アベルは存在しつづけることができるのか
>アベルはウ・ドゥの下位観測端末であり、アベルの存在の有無自体が人々の知覚に依存するとは思いません。

これもその通りです。 ですけど、これはあくまで本体であるウ・ドゥが失われた場合にアベルはどうなるのか
という意味だったんです。まぎらわしくてごめんなさい。
この問題が意味を持ってくるのはエンディング以降です。

>>まだ人の存在しない地球。
>人が存在しないといわれる根拠は何でしょうか。

アベルの問題の前に "まだ人の存在しない地球" とした根拠なんですが、
まず、エンディングで画面に映った地球の様子を見て下さい。

その惑星は、蝕の影の闇から曙光になぞられ 輪郭を現します。
ここでは恒星、惑星、衛星の運動の関係が正常なんです。そしてその周りを星々…遠い恒星が取り囲んでいます。
たしか、ロスト・エルサレムはグリモアをきっかけとした事象変異を押さえ込むために
ブランクスケールに縮小され封印されていたはずなのですが、
あの地球はそれだけの異常を起こしているもののようには見えませんでした。 …青い海面が揺れています。

とはいえ異常なのか正常なのかはまだ不確定ですよね。全体が海でおおわれていることが不思議です。

そこで、今度はエンディングでケイオスとネピリムが起こした現象が何だったのかを考えてみます。
…考えてみたいんですけど、すごく回り道をしなくてはいけないんですよね……。
判断基準になりそうなものといえば…

 ケイオスたちはツァラトゥストラを起動させたのか、それとも別の現象を起こしたのか。
 では、ミクタム=ツァラトゥストラの本来の機能とはなにか、ヴィルヘルムが追加した機能とはなにか。
 なぜ人をグノーシス化させたのか。 それらを使ってヴィルヘルムは何をしようとしていたのか?
 その後、結果的にケイオスが行った事とヴィルヘルムの達成しようとしていた事の違いはどれだけか。
 ケイオスとヴィルヘルムとネピリムの間で目的の確認はどれだけ進められていたのか。
 ネピリムの言った言葉の意味は?
 「~行き場を無くしたツァラトゥストラに集められた人々の意識―― グノーシス達~  (ちょっと編集)
  私はアベルと共にその意識達全てを私の中に集め、この宙域ごと、原初の地へと領域シフトさせます。」

…といったいくつもの要素があります。これらを解決して、総合して考えなくてはいけないんですよね。
でも…どの問題も解決は難しそうです… (根をあげてしまいそうなので事実の解明は後々でもいいですよね?)。

そこで、ネピリムの言葉を優先的に信じ、予想した最初の判断では、
ケイオス達はヴィルヘルムの目的を全面的に引き継いだのだと考えました。
それは、ツァラトゥストラ=ミクタム地下遺跡を起動し、グノーシス化によって振るいにかけられた
特に散逸願望の強い意識たちを誘引し、その意識たちと共に原初の地へと回帰すること。
ヴィルヘルムの望みをかなえ、シオンの宇宙に希望を残すため、
シオンらの向かうロスト・エルサレムとは違う、虚時間の地球を目指して…。
そんなふうに考えましたので、エンディングで現れた惑星は生命が誕生する直前の原始の地球であると思いました。
地表が海面でおおわれていることもそれなら納得できますしね。

そしてこの結末なら、ヴィルヘルムもあわせた全ての "意識たち"の願いが適えられているはずです。
そこがとても魅力的です。

ですが、この答えはひとつずつ謎を解決した上で判断したものではありませんから信用できるものではないんですね。
どうか、真に受けては しまわないでほしいと思います。 あくまで想像だけなんです。

…長くなりましたね。すみません。これが以前のレスポンスで "人の存在しない地球"と言った理由なんです。
そしてこの時に、アベルたちの存在はどうなったのか? アベルとネピリムの負わされた役割はなんなのだろうか? 
といった疑問がわいてくるんです。ここからの疑問もきっと確証の持てる答えは得られないでしょうね…。
____

>あくまでもケイオスたちは 次元シフトするといっただけで、領域シフトするとはいってませんよね?
                       かた
ごめんなさい。それは僕のせいです。もうひとりの方が "領域"シフトとおっしゃったのは、
その直前のレスで、僕が "領域"シフトと表現していることを受けてのもののはずです。
僕がセリフを写したメモでは、ネピリムは 領域シフト と言ったようになっていました… すみません。

そういえば、似たような言葉では、高次元 という表現と 高次領域 という表現がありましたが、
これも別々のものなんでしょうか?
ヴィルヘルムと呼ばれ、ハインラインと呼ばれ、総帥とも呼ばれるように
呼び方や 一見した表現の違うものは他にもあるのではないかと思います。
実数領域から虚数領域への変化を表すものは、データベースでは
局所事象変異 が特にそれにあたるとされていますけど…これもシフトとは違うんでしょうか??

すみません、長々と。 しかしゼノの物語は複雑ですから、一言で片付けるようとするのはとてもむずかしいです。

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