Re: アベルとギアスの再構築され連続する世界

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?? Re: アベルとギアスの再構築され連続する世界

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/11/5 9:05
ゲスト 
ところで、スレ主さんはスレッドの今の進行状況をどんな風にお思いになっていらっしゃいますか?

とつぜんお邪魔をさせていただいてから、ここまで出しゃばりぎみに食い入りながら話題を進めてきました。
まるでスレッドを乗っ取ったかのように僕ばかり使わせていただいています。
スレ主さんはこれをご迷惑には思っておられませんでしょうか?

これまでに考えてきたことから、遠大な時間の末に、
ゼノサーガからゼノギアスへとつながる可能性だけは確かに存在しているということを認めて下さるでしょうか。
僕達がこれ以上議論を続けようとしても、この可能性が大きくなることは無いかもしれません。
その可能性はきっかけ程度のもののまま、さらに先へ進めることはできそうにありません。
ユーザーはこの可能性を信じるのか、それとも信じないでいるのかということだけしか選べはしないでしょう。

ですが、可能性がある以上は信じておくべきではないでしょうか。
ゼノサーガによって得た情報からゼノギアスの世界を広げ、
ゼノギアスから得た情報によってゼノサーガの理解を深める。そのような基礎を作ることはできないものでしょうか。

ゼノギアスとゼノサーガを一つの世界と認めた上でもう一度、物語を想像されてみてはどうでしょう。
歴史が継続している必要はないはずです。 同じ原理と法則の上に成り立っていればそれでかまわない。

地球時代、ネピリムの消失時にアベルが生まれた。
数十億年後、そのアベルがまた、エルドリッジでエレハイムを生み出した。
母と子の、なにか神秘的な物語を想像することはできないでしょうか。

ゼノギアスの宇宙もまた散逸しつつあったかもしれない。その宇宙でデウスとはどのような存在だったのでしょうか。
恒星間戦略統合兵器。オメガの実態は違っていました。では人類の母となったデウスはどうだったのでしょうか。
そのデウスによって生み出された人々はどのような多元構造の世界で営んでいたのか。

これまでとは異なる理解でゼノギアスの世界を見ることができるようになるはずです。 新鮮に。

ゼノを一つの作品だと信じることができるようになれば、作品中では見えない隠された物語
を想像してみることがお好きな方にとって、これ以上ない魅力的な素材となるはずです。
ゼノサーガによってユーザーはそのような状況の再設定を選べる立場にいるのです。

「思い一つで世界の色は変わる」 「人々の意識の変革を望む」 「能動主体に都合の良い可能性事象を実現する」
「人は自由であるべきだ」 「与えられることに固執し自ら創造する意志を捨ててしまうことへの警告」
作品自身が持つメッセージを肯定的に受け取ってゆくべきです。 ユーザーがゼノの謎に対し自由
な解釈を示すことは推奨されているはずです。その為に謎は解明されないまま残されるのです。
この状況で、できうる限り主体的に、ゼノを魅力的なものに変えてゆくことはできないでしょうか。

ゼノサーガもゼノギアスも早々とあきらめてしまわれるには勿体ない作品です。 ゼノサーガが一段落し、
資料集が可能性を狭めてしまわない今こそ、ゼノを再考していただくべき時ではないかと思います。


以上を残しまして、僕はおいとまさせていただこうと思います。これまでの勝手を許して下さって感謝いたします。
ご返答によってご協力して下さった皆さんにもお礼を申します。 勘違いだらけなのはいつまでも変わりませんが、
おかげさまで作品の価値を多少は理解できたように思います。 今後は気長にゼノの謎と付き合っていくことにします。

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