ケイオスやキリストについて

マリアがマグダラのマリアだった場合、ケイオスにとってマリアはどういう存在だったの？
俺はキリスト教には無知(ていうか創価学会員だから)で何が何だかわからないけど、wikiで調べたところ
「キリストに性的を与える」って書いてあったけど、どうなのよ？
性に関してならケイオスのシックリくるんだけど。
マリアから去るケイオスのシーンでイザコザ？みたいなもんがあったみたいだし。
それとも、やっぱりケイオス＝イエオーシェアなんだからケイオスはキリストで合ってんじゃないの？
でも公式攻略本からみるとケイオスはメシアの使徒でヨハネっていうのが結果でしょ？？

何が正しいのかがわかんねー
誰かわかりやすく教えて

たしかにDBと公式設定とでは違いがありますよね。

みなさんの考察とても参考になりました。
おかげで自分のなかで脳内補完できたようです　笑

ゼノサーガではキリスト教やニーチェの思想を
言葉として引用しているだけなので、
神＝ケイオスとかイエス＝ケイオスとしてしまうと
わかりにくくなると思います。

ゼノサーガでは、ＤＢの文脈や、
ＥＰ２最後のアルベドのセリフなどからわかるように
我々が言葉として使う「神」という存在を
上位次元に存在するモノとして定義していますし。
上位次元は、我々の（というよりゼノサーガの世界の）次元より
上位に当る次元は無限にあるため、そのなかにウドゥも含まれているんでしょう。
ウドゥにも知覚出来ない上位次元があるんでしょうし、
シオンたちがゾハルを上位次元への扉としてウドゥを知覚するように
ウドゥの次元にもゾハルのような上位次元への扉があるかもしれませんしね。

ゾハルも設定として、上位次元への扉とあるのだから
ケイオス、ヴィルヘルムも同じように考えればいいんじゃないでしょうか。

ケイオス、ヴィルヘルムはゼノサーガ界の宇宙誕生から存在する。
人の形をしていたかは分かりませんが。

人が誕生し、個々の意識が出来てしまったため、
散逸する意識が増えて宇宙の崩壊が始まる。
ここでケイオスはレメゲトンで崩壊を防ごうとする。
メシアとされるムービーに出てくる親父に
レメゲトンを人に伝えさせて、人の意識を変えるように。
ケイオス自身はメシアの使徒としてそれを見守る。
（名前はケイオスではなく12人の誰かで、その名前で居たんでしょう）

レスにもあるように
このことからヴィルヘルムは、ケイオスことをイエオーシュアと呼称するようになった。
ヴィルヘルムの皮肉でしょうけど。

ケイオスとヴィルヘルムは人を超えた存在であるため
ＤＢではぼやかして書かれていますが、
シオンとコスモス（マリア）は特異な能力を持った人だっただけでしょう。

ＤＢの通り、コスモスはメシア親父の妻で、シオンはコスモスの巫女。
コスモスはケイオスの力を分断できる能力を、
シオンはツァラトゥストラを開放する鍵になる能力を持っていた。

レメゲトンで人の変革を望む
ケイオスとは対照的に、
ヴィルヘルムは、宇宙の崩壊がこのまま進むと
ケイオスのフェイルセイフによって
宇宙自体が消滅し無になるのを防ぐため、
ツァラトゥストラに永劫回帰の力を付加して
宇宙に変化を与えようとします。
そのため、ケイオスの力を分断するコスモスと、
ツァラトゥストラの鍵となるシオンの力を利用しようとします。

しかし、メシア親父に反発する人々によって
シオンは殺されてしまう。
ＥＰ３の最後でコスモスがシオンを守れなかった
というのはような事があったと思われます。

おそらくヴィルヘルムにとっても
このことは誤算で、彼はシオンの転生待ちと
コスモスの意識を集めるために長い時を過ごします。
レメゲトンを伝え続けたのは、
待つための長い時間に宇宙が崩壊しないための時間稼ぎでしょう。

結果的には永劫回帰は何万回も起こっているのでしょうが、
回帰ではシオン殺害の時間まで戻れなかったと思われます。
ＤＢでも、永劫回帰はロスト・エルサレム時代に戻るとあるだけで、
詳細な年代まで戻るかは書かれていません。
ケイオスがずっと傍観者を決め込んで
自分の力の使い途がわからなかったと嘆いていますし。

六章でアニマの器が同調した時のケイオス独り言は、
彼がずっと傍観していたため
ヴィルヘルムが行う永劫回帰の詳細がわからなかったからだけだと思います。
ケイオスがヴィルヘルムと対立したのは
繰り返された永劫回帰のあとのＥＰ２の最後でしたから。

とりあえず三つ長々まとめ書きしてみました

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マリアはアニムスから発生した存在でケイオスとは対となる存在だったそうな
彼女もまた力が人の姿をもったということなのだろうと思うのだけど
ケイオスと心を通わすというのがどのような意味合いか受け取り方も
様々だがケイオスを守るためにって記述があったようななかったような

ところでちょいずれて悪いけどヴィルヘルムの云う、二人のアベルって
もう一人誰でしょうか　ケイオスのことだと思ってたけど
虚数領域から自然発生した力が人の形をもったのがケイオス
アベルはウドゥの観測端末で虚数領域側は方舟、ということは
ケイオスとアベルやウドゥは無関係なのか

攻略本で新たに判明したことは、「ロスト・エルサレムを閉じたのはヴィルヘルム」だと。
これは宇宙の崩壊をちょっとだけ遅れさせるため、でしょうね。
なんだか某ヨアキムさんがミルチアを閉じた時みたいですが。

スレ主です。


>>二人のアベル

おそらくアベルの箱舟（意識）、アベル（肉体）という意味だと思います。
アベルの箱舟（虚数領域のウ・ドゥ）については参考になるレスがあるので、どうぞ。

ロストエルサレムにすべての鍵が眠ることはもう確定ですから彼が
そこを閉じてしまうのは宇宙の散逸を遅らせる目的とは逆効果になってしまいますね
永劫回帰なんぞする必要なくなりますから

となるとヴィルヘルムにはそれがわからなかった、或いは彼には触れることの
できないモノ・または現象だったのか

はたまた人間を超越した存在である彼にもかの星は思い出したくもないことがあった
触れたくない過去なのか

「あんな星」呼ばわりされた地球ですが個人的恨みでもあるのでしょうか