ケビンの目的(と手段)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 | 投稿日時 2004/8/21 23:03
ゲスト 
ゲストの 「てばさき」さんからの投稿です。---

360度見渡す限り謎で埋め尽くされている重要人物ケビン・ウィニコット。
そんな彼の目的の一端を推理(想像)したいと思い、スレッドを立てました。

一応、ヨアキムの元助手及びテスタメント赤はケビン、という前提で話をしていきます。
あと前もって断っておくと、以下の文章で取り上げる宗教用語の解釈は、
星の数ほどあるものの1つを、僕が衒学っぽく使いまわしたものです。
用語の意味を深く詮索するものではありませんし、そのつもりもありません。
あくまで架空の世界のお話なので。

では本題に入ります。
シオンがケビンとの会話を回想するシーンにて
「全ての価値観を一掃した、破壊も殺戮もない理想の世界」
そんな未来をコスモスが導く、という(主旨の)セリフが彼の口から飛び出しました。
これがケビン主任の悲願であろう、と考えています。

では、その理想の世界とは具体的にどのようなものでしょうか。
ただ漠然と空想するのでは意味がありません。そこで例の用語たちの出番です。

グノーシス主義においては、「現世が消えた後、 一人一人の中にある本当の自分が、
もう1つの世界で集合体を構成する」という考え方もあるらしいです。
そして、その世界のことをプレロマ(満ち満ちた世界)と呼ぶこともあるとか。
つまり、個性が消えみんなが1つになる世界、が彼のいう「理想の世界」ではないかと。
どっかのアニメやゲームで出てきたような結論ですが(笑)

目的があれば、当然それを実現するための手法が大事になってきます。
どうすれば彼の「理想の世界」を創ることができるのか。
僕はそのきっかけになるのが、あのゾハルだと考えています。
事象変異(何かが何かに変わること)によって、上に書いたようなことも
一応実現可能なのではないかと。

そういう妄想の上に立てば、ケビンが仮面になってまでゾハルに関っている理由も、
エピ1で贋作がコスモスに反応したこともある程度説明できるのでは、と思ったのですが
皆さんはどうお考えでしょうか。
長文でスイマセン。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/8 14:33
ゲスト 
ゲストの 「天霧」さんからの投稿です。---

「全ての価値観を一掃した、破壊も殺戮もない理想の世界」
ケビンがKOS-MOSにこれを求めていたということは、KOS-MOSの力(?)を求めるヴィルヘルムも、ケビンが言う”理想の世界”を求めているということになるのでは?。つまりヴィルヘルムが目指すもの……秩序の羅針盤が示す”秩序”とは、「全ての価値観を一掃した、破壊も殺戮もない理想の世界」なのではないでしょうか。やはりこの秩序にはどこかきな臭いものを感じますね。聞いた印象は良いのですが……。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2004/11/9 12:03
ゲスト 
ゲストの 「天霧」さんからの投稿です。---

私も「てばさき」さんと同じく、秩序の完成形は「現世の無」と考えます。確かにこんなゲ-ムありましたね。そうだとすればヴィルヘルムの邪魔をしようとするケイオス(=混沌)の意図も自ずとわかってきますし。でも、ヴィルヘルムはともかく、ケビンはそんないかれた感じの人には見えなかったんだけどなぁ……。やはり、彼にも何か暗い過去があるのでしょうか。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/10 15:24
ゲスト 
ゲストの 「HN」さんからの投稿です。---

EDでのヴィルヘルムでのセリフ、「そういう事にして置こうか・・・」
というのでも赤外套(ケビン)への疑問符という解釈も出来ますね。
ディナ作製もケビンメイド見たいので・・・間接的にもシオンをサポート
しているという感じを覚えます。
最終的にはヴィルヘルムから離反すると思うんですが・・・
シオンから離れる為にカモフラージュとしてKOS-MOSに殺害された
この以前で既にテスタメント化してたとか?
墓を暴くと何も無いか身替りのレアリエン辺りが要れられているとか
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/15 3:07
ゲスト 
ゲストの 「コタ」さんからの投稿です。---

てばさきさんのグノーシス主義の説明読んで感じたんですけど、
ゲーム中のグノーシスの大船団というあのコミュニティーの中ではグノーシス同士の争いはなさそうなかんじですよね?つまり、生存競争が無いみたいな。
かなり安易ですが あれが「理想の世界」だとすると、

所詮、経済学部だからよくわかんないですけど、ゴールは全ての生命が保持する個体の意志の喪失みたいに思われます。雰囲気ですけど。

そうすると、全ての存在をグノーシス化すれば(ある意味において)「理想の世界」の完成と言うことになります。

よって、この場合その手法としてもっとも合理的なのは
大量破壊的な規模で行われる生物のグノーシス化だと思います。あんまり宗教の単語分からないので今まで登場した存在の中にその答えがあっても私は分かんないですけどね

で、てばさきさんの指摘するようにその鍵が「ゾハル」だとするならばその存在から総合的に「ゾハル」の存在意義を考えると
最も臭うのは、この宇宙全ての領域においてすべての生命という存在をグノーシス化するという何らかのシステム起動のキー、或いはそのシステム自体である。
そんな気がします

すると、誰が、何故ゾハルを創ったかってことになるんですね
ごっど おんりぃ のーずですねぇ。長文すいません
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2004/11/15 3:29
ゲスト 
ゲストの 「コタ」さんからの投稿です。---

それと、グノーシス化ってのが一つの流れなら「ケイオス」ってのも一つの対立軸なわけですよね?

つまり、全ての存在が同一な争いのない社会主義みたいな世界と

現存する全ての生命が必然的に競い合う資本主義みたいな世界とです

つまり、ケイオス=混乱って聞こえは一見やばそうな感じですが 実は全ての生命の個体差から生じる生存競争つまり「争い」を肯定する、と言う意味の代名詞で「ケイオス」と名乗っていると仮定すると。

ケビン=死
ケイオス=生

という両極端な立場を追い求めていると推測できます。なぜだか知りませんが。
或いはケイオスって、ゾハルを使用すべきかどうかの「見極め人」って存在であるかもしれないですけどね。

そんな妄想が実は正解だったりして
ってほど簡単じゃないですよね
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2004/12/7 22:22
ゲスト 
ゲストの 「てばさき」さんからの投稿です。---

いつのまにかレスがついていたんですね。皆さんありがとうございました。

ケビンとヴィルは、お互いの利害にある程度共通項があるので共に行動している
ような印象を受けました。
最終的に2人は対立するのでは?と思ったりしています。

グノーシスについては、本来ゾハルによって「何か」に変異するはずが、
何らかの原因で失敗した結果の「出来損ない」ではないかと想像しています。
ゾハルを集める習性も、中途半端な存在からの脱却を図ろうとしているのかなと。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/12/13 1:03
ゲスト 
ゲストの 「Squash」さんからの投稿です。---

「全ての価値を一掃した、破壊も殺戮も無い世界」って、ゼノギアスでカレルレンの望んだ世界みたいな印象を受けますね。

限られたモノと想いは共有できない。だから、神と合一して全てが始まったあの刻。全てが一つだったあの場所へ還る。

ってなことをカレルレンは言ってましたね。
ケビンも「全ての~」の台詞を聞く限り、思い煩うことの無い全てが一つの世界っていうのを望んでいるように見えるなぁ。
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