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キャラクター

シオン・ウヅキ
Shion Uzuki

 

前作では惑星消失事件の調査とKOS-MOSのテストを兼ねて、連邦艦隊ヴォークリンデに配属されたが、それを機に自らの運命の波に飲み込まれていく。
過去に両親や恋人の死に直面した事実があるが、その傷を隠すためか、明るく振舞い、さらには克服しようとする気丈な性格をしている。
13歳年の離れているジンの身の回りの世話--家事全般をしていた(やらされていた)ことから、甲斐甲斐しい一側面も持つ。
ヴェクター第一開発局、KOS-MOS開発計画の主幹技師。年若いながらもその頭脳は明晰で、容姿の端麗さもあいまって社内では人気の高い人物。  

 

コスモス
KOS-MOS

 

前作のヴォークリンデがグノーシスに襲撃された事件以来、自立起動をはじめ、何者かの命令により第二ミルチアを目指している。
本来感情を持たないアンドロイドの彼女だが、無感情とは言い切れない感情の揺れを感じさせることがある。
これはいったい何を示しているのだろうか・・・・?

ゼノサーガシリーズを通して鍵となる少女。
故ケビン・ウィニコットにより設計され、星間コングロマリット『ヴェクター・インダストリー』によって開発された女性型戦闘用アンドロイド。
KOS-MOSとは対グノーシス用に開発された戦闘システムの総称であり、彼女自身の名前は無い。凡てに於いて論理、確立、任務の三原則を優先し、開発者であるシオンを無条件に護るようプログラムされている。 

 

ケイオス
Chaos

 

何故14年前の事件において旧ミルチアの調査活動を行っていたのかも全く不明。ゼノサーガエピソードII[善悪の彼岸]においても、前作同様にその存在の謎を最後まで突き通すことになる!?

ゼノサーガシリーズを通して鍵となる少年。常に憂いを湛えた表情をし、どこか達観した感のある汪洋とした喋り口調の線の細い少年。見た目は16歳くらいにみえるのだが、実際の年齢は不明。
透き通った琥珀色の瞳と銀髪が特徴。常人にはない特殊な力を持ち、自分の名前以外の事については語ろうとしない。その出自経歴や、能力、過去の記憶の有無といったものも含め、全てが謎に包まれている。『混沌』の名を持つ。

 

Jr.

 

星団連邦ミルチア自治州にある特殊財団、クーカイ・ファウンデーションの代表理事の一人。
12歳の外見のため、書類上はガイナン・クーカイの子供ということになっているが、実年齢は26歳を越えている。過去、星団連邦を危機に陥れたウ・ドゥと呼ばれる波動存在に対抗するために、そのアンチ存在として"生成"されたU.R.T.V.(U-レトロヴァイラス)部隊の生き残りの一人。本名はルベド。

 

モモ
M.O.M.O.

 

彼女はその深層意識内にミズラヒ博士の遺産である「Y資料」が封印されており、そのためU-TIC機関から狙われることとなる。レアリエンである自分自身に対し、常に懐疑とコンプレックスを持ちながらも善行を積んで、父ヨアキムのいる天国へ行く事を夢見ている少女。  

 

ジギー

 

生前はカウンターテロを専門とした連警の特務部隊に所属していたが、30歳で殉職後強化素体用に 献体され、戦闘用サイボーグとして復職した。過去に、テロにより妻と息子を失った辛い記憶を消し去るために、生体部分を削り続け完全なるロボットになることを望んでいる。

 

アルベド・ピアソラ

 

ガイナンとほぼ同じ風貌をした青年。
Jr.と同じくU.R.T.V.部隊の生き残りの一人。
ミルチア紛争時にウ・ドゥの波動に汚染されたことから、現在のような性格になった。それ以来Jr.に対して異様な執着を見せる。前作ではY資料を奪うため、モモを歌声装置へと拉致し、データへの侵入を試みた。

 

ジン・ウヅキ
Jin Uzuki

 

ゼノサーガエピソードII[善悪の彼岸]においてシオンとの微妙な兄妹関係の一端が明かされる?
また、前作にチラリと登場した際には着流しの着物姿であり、未だに連邦軍に属するのか?はたまた何らかの理由で退役したのか。
辺りの状況も気になる所である。

苗字の通り、シオン・ウヅキの兄。いついかなる時も冷静沈着、心の揺らぎを面に現すことを恥ずべきことと思っているきらいがある。
ミルチア紛争の際に連邦の軍服を着てA.M.W.S. に搭乗していたことから、かつて連邦軍人であったことが分かる。前作エンディングに登場した通り、現在は第二ミルチアに在ってシオンと再会することになる。 

 

カナン
Canaan

 

ミルチア紛争から14年を経て、ゼノサーガエピソードII[善悪の彼岸]本編においてどのような立場で登場するのか?ケイオスは勿論、どうやらJr.とも面識があるらしいが…。

新登場キャラクター。ヴェクターによってチューンナップを施された特殊なレアリエン。
感情の起伏に乏しく、まるでロボットのような話し方をする。
感情自体が無いということではなく、何らかの理由によって抑制されているようである。チューンナップのベクトルはA.M.W.S.の操縦技術等に寄っているらしく、どうやら極秘の諜報任務等を行うべく製造されたレアリエンであることが推測される。
ミルチア紛争において、調査活動のためケイオスと共に旧ミルチアへと降下した。

 

アレン・リッジリー
Allen

 

「ヴェクター・インダストリー」第一開発局KOS-MOS開発計画副主任
有名大学を卒業し、実家は資産家というエリートの条件を満たしているのだが、その性格上常に三枚目役を演じる結果になってしまう悲しいキャラクター。あまりに報われていない彼だが、今作では若干活躍の場も…あるのかもしれない。

 

ガイナン・クーカイ

 

星団連邦ミルチア自治州に属する特殊財団クーカイ・ファウンデーションの代表理事。
Jr.と同じくU.R.T.V.部隊の生き残りの一人。

 

ヘルマー

 

元星団連邦政府ミルチア方面軍司令官であり、現ミルチア自治政府代表討議員。
ミルチア紛争時代から、U-TIC機関の台頭とウ・ドゥの目醒めを警戒しており、その折にJr.、ガイナンらと知り合って以来、彼らの善き理解者である。普段は物腰が柔らかくやさしい感じだが、元軍人らしく、時折鋭い雰囲気をかもし出す。

 

マーグリス
Margulis

 

ミルチア紛争により歴史の表舞台から姿を消したU-TIC機関(前作の設定より)ゾハルの謎に一番近い所に居る組織の司令だけに、問題のミルチア紛争時にミルチアで何をしていたのか?
ジンとの関係は?といったところが大きな関心事となるだろう。
顔の傷はミルチア紛争のさ中、ジンによって付けられたものであることが今回判明する。

前作に引き続き、本作でも堂々たる悪役振りを発揮する強面。U-TIC機関指令。
組織のカリスマ、自信家。
またその自信に見合った実力の持ち主。

 

シェリィ・ゴドウィン
Shelly Goodwin

 

藍色の髪と瞳を持つ美女
ある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人で12年前ガイナン達に保護されて以来、ファウンデーションにその身を置きJr.とガイナンのサポートに務める。妹のメリィとは違い、常に丁寧かつ冷静なしゃべり口調である。そのため姉としてメリィをたしなめる場面も。

 

メリィ・ゴドウィン
Mary Godwin

謎の地方星系言語を話す美女
ある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人で12年前ガイナン達に保護されて以来、ファウンデーションにその身を置きJr.とガイナンのサポートに務める。どうやらお笑い芸人を目指しているらしいが、姉のシェリィが一向に“相方”になることに同意してくれないため、最近ではJr.を“相方”に勧誘しようとたくらんでいるらしい。

 

マシューズ
Mathews

 

航宙貨客船エルザの船長
浪費癖があり常に借金苦。特にクーカイ・ファウンデーションに対して莫大な借金を抱えており、エルザも借金の担保となっている。
元星団連邦政府軍海兵隊に所属しており、退役後は宙域に漂流する紛争物資を回収して、修理、横流しをする、いわゆるジャンク屋家業を営んでいたが、ここ数年は、ファウンデーションからの仕事を主に受けている。U-TIC機関のヘルマンとは軍人時代の知り合いらしい。

 

トニー
Tonny

 

航宙貨客船エルザの操舵手
一見優男風だが、ひとたび操舵桿を握ると、その人格が変わってみえるほどの暴走癖の持ち主。しかし、その操艦テクニックは一級品で、幾度となくエルザの危機を救っている。女好き。

 

ハマー
Hammer

 

航宙貨客船エルザのナビゲーター
10代の頃は天才ハッカーとしてその名を欲しいままにしていたが、調子にのって、とある犯罪組織のデータベースに手を出してしまい、結果命を狙われる羽目に陥る。それを救ったのがマシューズであり、彼とはそれ以来のつき合いとなる。操舵手のトニーとは幼なじみ。お調子者だが、 ナビゲーター、エンジニアとしての腕も一級品。しかし、エルザのコンピューターを勝手にいろいろと改造しているらしく、その費用もエルザの借金にかさんでいる様子。

 

ミユキ・イツミ

 

元ヴェクター第一開発局システムプログラマでシオンの後輩
現在は第二開発局に異動し、新兵器の開発に没頭している。
かなりのメカオタクで、シオンが使用しているM.W.S.も彼女の発明の一つである。 

 

ユリ・ミズラヒ

 

ミルチア紛争の元凶となった亡夫を憎んでおり、愛娘に似せて作られた百式レアリエンのモモを疎んでいる。

 

サクラ・ミズラヒ

 

精神に障害を持っていたため、感情を表すことも話すこともできず、現実世界でのコミュニケーション能力は皆無で、特殊な条件で精神世界にダイブすることだけで会話が可能だった。精神内の彼女は、明るく元気な性格であるが、モモのような天真爛漫な明るさではなく、少しおませなお姉さん的性格である。

 

ペレグリー
Pellegri

 

U-TIC機関副司令官
実動部隊を率いるマーグリスの副官を務めている。
物腰は柔らかであり、その言動から穏健派の印象を受けるが、組織の目的達成の為には非情に徹する。

 

セラーズ
Sellers

 

U-TIC機関の科学者。
ヨアキムと共にゾハルの研究に参加していた。
ヨアキムと同輩で尋常ではないライバル心を持っており、彼の死後、その研究成果の全てを剽窃する。

 

ヴィルヘルム
Wilhelm

元星団連邦枢機院会議議長であり、星団コングロマリット「ヴェクター・インダストリー」の創設者にして総師。
一見すると青年のようだが、その素姓、経歴等一切が謎に包まれている。